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テフ・デザイン
ファクトリー
代表

伊東 将太 さん

Shota Ito

上市町テフ・デザインファクトリー

上市町のデザイナー伊東さんは、グラフィックだけでなく
ご夫婦で革のアクセサリーも制作・販売されていて
デザイン分野で幅広く活動しています。

ひとりの人間として、地域や人とかかわっています。

「伊東さんが地域デザインをやる上で心がけていることは何ですか?また、どんなスタンスで仕事をされてますか?」
まず私たちから、同業者(デザイン業)としての質問をしました。
伊東さんは、「自分は、デザイナーの職業として関わるより(職業優先でなく)、ひとりの人間として歩み寄り、
その中で僕はこういうこと(デザイン)が出来ますという風に自分の出来る事を精一杯やりはじめる。」とのこと。
「するといろんな人が協力してくれて、そこからまた次の面白いことがおこってくる ...。
こういう風なスタンスで動いています。」と答えてくれました。
伊東さんは、上市町観光協会の「かみいちサイクリングマップ」や「かみいち町民のネタ帳」といった観光案内ツールを制作された際、
企画・取材・編集・撮影・デザインとトータルに関わり、自身の切り口でつくれたことが勉強にもなって、
「地元の歴史をよくまとめてくれた。」と町の人から感謝されたり、地域デザインのやりがいと成果を実感したそうです。

上市町のデザイナー

伊東さんの仕事場は、市場の2階。

伊東さんのデザイン事務所は、「上市町まちなか交流プラザ カミール」というビルの2階にあります。
1階には「ふれあい元気市場つるぎ」という地場野菜や特産品がならぶ市場があります。
また、地元の衣料品店や井原さんのメデルケの店舗もあり、カミールの2階ではまちのイベントが開催されたり、
その上は地元サークルの活動スペースとなっています。
私たちが今朝、種地区(西種・東種)を見学して、とても感動したことを話すと
実は以前、伊東さんの祖父が「西種」で食料品・雑貨店を営んでいて、 伊東さんは、デザイン事務所をそこに開こうかと思ったそうです。
事情があり断念しましたが、伊東さんにとっても「種地区」は感性を刺激するところのようです。

今回、拝見することが出来ませんでしたが、 伊東さんはグラフィックデザインの他にハンドメイド革製品をつくっています。
奥様がメインでやられているそうですが、中川政七商店はじめ国内約30店舗で販売しているとのこと。

かみいちのデザイン&WEB業界について。

「グラフィックデザイナーは富山にもたくさん居ますが、
効果のあるWEBサイトをつくれる人はまだまだ少ないのかもしれない。」と伊東さん。
上市町には印刷会社が1社とデザイナーが何名居ますが、
カメラマンや編集(コピーライター)は居ないようです。
伊東さんは、営業、企画、撮影、編集、コピーライト、デザイン、DTP、と何役もこなしています。
プロカメラマンがどういう機材で撮影しているか研究して、
一眼レフカメラだけでなく、照明機材や背景紙スタンドセット、撮影テーブル、トルソマネキンなども取り揃えて、
事務所の一角に撮影スタジオを設けています。

私たちが以前聞いた話ですと、地域によっては、印刷費は予算として計上されるが、
デザイン費という概念の認識がうすく、デザイン料金の設定が理解されない傾向があるそうです。
伊東さんの印象でも、「予め、印刷費の中にデザイン料金とデータ制作費が含まれていて、
デザイン料金の設定がない場合もある。」
でも、それではいけないと思い、デザインによって価値も効果も変わることを説明して理解してもらっているとのこと。
デザイン料金基準表が記載されている本を見せて、料金の相場を示すこともあるそうです。

上市町のデザイナー

そして...夜の親睦会。

伊東さんとは、話足りず.....夜も会う事に。
伊東さんの案内で上市町の居酒屋へ向いましたが、残念ながらその日は定休日のお店が多く、
結局、コンビニでお酒を買い込んで、部屋呑みに変更。(町内のコンビニは、セブンイレブン、ファミマなど10件弱あります。)

上市町は、それほど大きくない町なので、顔見知りも多くて一体感もありますが
贅沢を言えば、たまには、知り合いの居ないお店でゆっくり呑みたい日もあるのかなと勝手に思いました。

私たちと伊東さんとは同業者ということで、最初はお互い遠慮(意識)していた空気がありましたが
伊東さんの実直な姿勢と言いにくいことも腹を割って話していただけたことで
納得がいく話がいろいろとできました。
本当にありがとうございました。