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ティー・ツリー・
コミュニケーションズ
代表

茶木 勝 さん

Masaru Chaki

上市町ティー・ツリー・コミュニケーションズ

5年前までは東京に住んでいた
茶木さんのご出身は、上市町の隣の立山町。
金沢、大阪、東京など転勤後、15年ぶりに故郷へ...

立山連峰の麓で暮らす&働く。

東京からのUターンで故郷に帰ってきた茶木さんは、企業向けの人材育成のコンサルタントや
ストレス予防のための森林セラピストをされていました。
そして、「加工特産品開発セミナー」を主催する中で、 井原さんの「メデルケ」などの
「かみいち特産ブランド」が続々と生まれてきた動きに合わせ
特産品を販売するためのお店「つるぎの味蔵」をリニューアルオープンしました。
「つるぎの味蔵」は、ただ特産品を集めて売るだけではなく、農産物の加工スペースも併設して、
生産者と加工者が意見を交えて商品を作ったり、お客さんや町の人々が集まる交流の場も担っています。

上市町ティー・ツリー・コミュニケーションズ

開花した地域資源が集まる「つるぎの味蔵」。

地域の資源をもう一度みんなで見直して、それを活用した仕事作りをできないかと取り組んで
今では多くのかみいちブランドが「つるぎの味蔵」に並んでいます。
「山菜のドレッシング、猪肉のカレー、上市町の特産 里芋のスープ」などの新しく開発した商品や、
お米をお土産用に少量パッケージし直して町内の料理屋さんが考えたレシピメモを同封したり、 前からあったアイテムも売り方を見直しました。
「九宝茶」は、かみいち産メグスリノキを中心にブレンドした和ハーブティーで、 薬の包みを彷彿させる富山らしいパッケージデザインです。
味蔵で味わえる「さん家(産地)ジェラート」は、よもぎ、お芋、トマト、たまご、イタリア米、など
味のバリエーションが豊富で、例えば原料となる山菜は、休耕地を専用の畑に耕して、
ジェラートにすると一番美味しい品種を選び、栽培するなど品質にこだわっています。

茶木さんも驚いたそうですが、実は上市町には、山菜の食文化が昔から浸透していて、
行事の際には山菜のオードブルをつくって振舞われるそうです。
上市町で穫れる山菜の種類は20種類以上あるそうですが、 各農家ではオードブルのために塩漬けして保存してあるとのことです。

かみいち観光とゆるりんぐ。

「ゆるりんぐ」は、上市町雇用創造協議会主催の「エコツアーガイド養成講習会」を受講した
昔からの観光案内人や上市町が好きで移住した方と、茶木さんがリーダーとなって結成したガイドチームです。
クライアントに上市町でゆったりのんびりと癒されて欲しいという思いと、
ガイド自身も案内しながらゆったりと楽しむのが「ゆるりんぐ」のテーマです。

農家の畑に行って、まず自分が食べたい無農薬野菜を収穫、
それを富山湾を一望できるレストランに持ち込んで料理してもらうツアーや
歴史情緒溢れるお寺の境内や滝へでかけ、実際の風景を見ながら「ぬり絵」を楽しむツアー、
商売の女神「市姫さま」を訪ね、路地を巡りソウルフード「あんばやし」を味わうツアーなど
アイデアいっぱいの楽しいプランを「ゆるりんぐ」はランナップしています。

ふるさと割りの割引制度を使って関東からもお客さんが来てくれると茶木さんはおっしゃいました。
また、北海道、青森、宮崎、広島などの行政や団体から視察にも訪れるそうです。

上市町ティー・ツリー・コミュニケーションズ

人と人をつなげる茶木さん。

コンサルティングをやられていただけに、茶木さんは、人と人を結びつける架け橋だと感じました。
良い商品をつくるために、自分が美味しいと思ったものを作っている人に直接会いに行って教えを頂くそうです。
そして、自分が体験したノウハウや商品化に結びつく事例を発表する交流会を開催したり、
異業種のプロ同士を結びつけるマッチングも行なっています。
今年は、富山市の農業高校に栽培してもらった無農薬の秋ウコンを、「お茶 元気やちゃ」として商品化しました。

茶木さんにひとつ聞き忘れたことがありました。
味蔵の前の道路に大きな石が何個も並べられていたのですが、不思議な光景でした。
ガードレール替わりに置いてあるのか? オブジェなのでしょうか?
またお会いする機会がありましたらお聞きしたいと思います。
お忙しい中、本当にありがとうございました。